足るを知るとは今を知ること

足るを知る

今あるものを知る

今あるものに感謝する

中国の哲学者、老子のこの言葉からきています。

知足者富、強行者有志

足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り

満足することを知っている者が本当に心が豊かな人間で、努力を続ける人間は志を遂げられる

足るを知るという言葉が努力しない、諦めるみたいな意味ではないことがわかります。

いろいろ便利な世の中
もっとほしい
もっとこうだったら
満足できない
なんか足りない

足りないものばかりに目を向けないで
今あるものに目を向けてみるだけでこんなに変わる

こんなに持っていたんだ
これこういう使い方もあったんだ
これがあって嬉しいな
この人がいて幸せだな
この人こういう一面もあるんだ
今があることに感謝だな

まだまだ知らなかったことがたくさんかもしれない

足るを知る、とは、今を知ること

足りていることを知ることが旅の始まり

今あるものに感謝して足りていることを知ると
不思議と新しいものが入ってくる

タライの中のお水は人生のようという例え話が好き

タライの中のお水をもっとほしいと自分の方にかき集めるとどうなるでしょう
一生懸命かき集めたお水は反対側に流れて
自分から離れていく
向こう側にどうぞと流してあげるとどうでしょう
お水は自分の方に帰ってくる
人生も同じ

足るを知るとは、今を知ること

有限な時間

過去に囚われて

未来に夢中になって

今を忘れないように

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