同じ価値観の人たちで集まって違う価値観の人たちを批判する。それって本当に意味のある発信なのかな。

実は最近ボディポジティブを発信することに抵抗を覚えはじめてまして。

なぜかというと、ボディポジティブな考え方が、誰かを傷つけてしまうこともあるんだろうなと感じだから。例えば、もっと痩せたいと思う人を否定してたり、自分のコンプレックスを隠したいと思う人を否定しているように感じる。

ボディポジティブって自分の体のことも、相手の体のことも、ポジティブに、肯定的にとらえよう。
他人の容姿のことをとやかく言わない。

じゃないですか?

それなら、もっと痩せたいっていう人のことも、コンプレックスを隠したい人のことも、肯定的にとらえてあげようよって思ったんです。
その人がどんな気持ちを抱えているか分からないですし。

プラスサイズのインフルエンサーが、私は私!私のボディにとやかく言わないで!って言いながら、日本人女性は平均的に痩せすぎ!ダイエットしすぎ!コンプレックスは隠さなくていいよ!タンクトップだって短パンだって履こうよ!って、、

ポジティブなメッセージで良いけど、めちゃ他人のこととやかく言ってるなーって思った時があって。

“相手がどんな気持ちを抱えているか分からない”、というのは、太っていようが痩せていようがお互い様。

自分がなにか否定された、差別されたからと言って、誰かを否定したり差別したりしていいということではないと思うんですよね。
(泣き寝入りしろって言ってるんじゃないんですよ。
伝えたいことは言った方が良いですよ。)

ただそっちが間違ってる、こっちが正しい、そっちの考えが古い、こっちが新しい、みたいな論破合戦。勝ち負けなん?そんなに論破することが大事なん?

自分の価値観を発信するなら、相手の価値観を聞く耳を持たないとなーと最近のSNS見ながら思うんです。同じ価値観の人たちで集まって、違う価値観の人たちを批判する。それって本当に意味のある発信なのかな。

SNSって発信することがメインだから一方通行なコミュニケーションになりがち。だからこそ、いろんな価値観の人たちの話を聞いて交流することが、現代とても大事だと思うんです。その方が広がりがあるし、自分の視野も広がります。

私はボディポジティブのまたその先へ行きたいのかもしれないです。

私もいろいろ発信することが好きなので、心を寄せて話を聞く余裕と勇気、持っていたいなぁ。
耳ってふたつあるしね。U・x・Uワン


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