その時のその行動に命を吹き込む

最近図書館で脳の本を読み漁ってるんですが、脳って本当すごいなーと。自分を動かしてるのは脳、、本物の脳が見てみたいというちょっとあやしい感情が芽生え始めちゃってますが。笑

現代は、SNSの影響もあって、今ここにある幸せより、その先の幸せを求めてしまう脳が多いそう。

例えば、おいしいものを食べてるとき、目の前の食べ物のことじゃなく、その写真をインスタに載せてみんなが見てくれるという”数分後の幸せ”のことを考えて行動していたり。そうなるともうその食べ物がどんな舌触りなのか、どんな色なのか、味なのか、じっくり感じないもんなー。

サウナに入ってるとき、サウナと水風呂の感触を感じるんじゃなくて、その後に自分が整うことが目的になっていたり。もし整わなかったら、そのサウナの時間がまるで無駄のように感じてしまったり。

子供の頃、銭湯に連れて行ってもらったときって、その後に整うか整わないかなんて考えてなかったなーと、ふと思い出しました。

ただお風呂に入って、気持ちいいとか、知らないおばさんに話かけられるとか、あついとか、アイス食べたいとか、そんなもんだったなー。

目的が、その時の行動そのものだったというか。
その時の行動が、幸せだったというか。

脳の本にこんなことが書いてありました。

目標に向かって努力するほどフローからは遠ざかる。
重要なのはその訓練に向かう態度である。神聖な気持ちになるために祈ったり、胸筋をつけるためにトレーニングをしたり、知識を得るために学んだりした場合、恩恵の大部分は失われてしまう。
大切なのは、活動、行動そのものを楽しむことだ。
自己へのとらわれが目的となったり、経験にしがみつかない。

「あなたの脳は変えられる」 ジャドソン・ブルワー

何かのためにその行動をするんじゃなくて、その行動自体を楽しむ、感じる、のが大事だそう。それってトレーニングにも言えるなぁ。

その行動と自分とか一体化してるように感じて、とても良い集中状態。そのフロー状態になるには、ある感情が必要らしいです。

それは、、

「楽しい!」っていう感情。

活躍してるトップのスポーツ選手ってみんな、そのスポーツを愛してて楽しんでる感じしますよね、やっぱ。良い意味でどこか子供っぽいというか。

子供の頃は、一輪車に乗るのが楽しいから乗ってたし、鉄棒でくるくる回るのが楽しいからやってたわけで。その中で鉄棒得意な子がいたり、野球得意な子がいたり。それが個性になって。

トレーニングも、スクワットするのが楽しいからスクワットする、デッドリフトするのが楽しいからする、とかでも良いですよね。

トレーニングそのものを楽しむ。
サウナそのものを楽しむ。
勉強そのものを楽しむ。

その先の結果じゃなくて、その時のその行動に命を吹き込む。

そうしてるうちに気付いたらさ、すんごいトップレベルまで到達してそうだわさ。ワクワク


投稿順 新着順


コメントを残す