(いろんな性がある中、今回は男性社会と女っていうテーマで書き書きしてるので、男とか女とかで言ってますがあしからず。)
むかしむかし、とあるジムで面接を受けて言われた言葉です。
「女性の悩みは女性にしか話せないだろうから今回は女性トレーナーを採用しようと思ってるんです。(ニコニコ)」
「あー、はい。そうなんですね。(ニコニコ)」
内心、、モヤモヤ。笑
まぁ、よく言われるし、よく聞く言葉ですね。
言う側(会社)も悪気はないし、もしろ優しさからくる言葉なんだけど、モヤモヤするのは私だけだろうか
女性クライアントさんから言われたら、そうですよねって寄り添いたいって思うんですが。
“面接”という場で男性から言われると、うーんって思うんです。なんででしょうね。私がへそ曲がりなのもある。笑
理由はぼんやりあるんです。
まずは、女性を採用することに対して、その理由いる!?ってところ。(全然ぼんやりじゃない笑)
男性を採用することに対して、男性は〜だからっていう、男性であることのメリットを理由にして採用することってたぶんないじゃないですか。
その人自身をまず見ると思うんですよ。
でも女性を採用するには、女性を採用するための理由がいるらしい。(もちろん逆もある。男性がそういう立場になることもある。)
女性をうちの会社で採用するには、女性であることのメリットがないと採用しない、または男性と同じことができないと採用しないっていう無意識であろう固定観念が見え隠れするんですよね。
そんなに女性を採用することが特別なことなのか。
男性と同じことができないと社会で活躍できないのか、評価されないのか。
生理痛を理由に休んだら、社会人失格なのか。
でもほぼ無意識だと思うんですよ、みんな。男性だけじゃなく、女性軽視してる女性もいますし。逆に言うと、それくらい男性社会って根強い。無意識ほど怖いものはない。
女と男は違う生き物です。
働き方も休暇のとり方も生き方も違うでしょう。
なのに男性と同じ働き方ができる女性が評価されて、男性社会にフィットできる女性が活躍できる。
そんなの、男女公正じゃない。
女が女のままで、活躍できる社会。
女が女のままで、男と同じ権利を得られる社会。
同じ高さの台を用意するんじゃなくて、違いを埋めるために違う高さの台に乗せてあげて、目線を同じにしてあげることが、”公正、Justice”なんだとおもいます。


同じ場所まで上るのに、その道のりは女性の方がずっと険しいのだという事実を直感的に見て取ることができる

読んでくれてありがとうね
次は何を書こうかな
みさと